数日前にやけどをしました。
オーブンを使っていて、
熱くなった天板に、腕が一瞬
「ピツ」と触れてしまいました。
やけどって、一瞬でも本当にダメですよね。
天板の縁だったので、
少し大きめのやけどになりました。
(重症って意味ではなく、サイズが大きい)
すぐにケアをしたので、痛みは無いものの、
皮膚の薄いところ。
仕事中に擦ってしまわぬよう、
保護のため、こんな↓状態で出勤しました。
3歳児クラスに入ったところ、
少々目立つので、子ども達が次々と
「ここどうしたの?」
「痛い?」
と、聞いてきました。
3歳児だと、
“やけど”がわかる子、わからない子がいるので
それぞれに合わせた、伝わる言葉で説明。
すると、ある女の子が
「熱いもの触ったの?痛い?
先生、熱いものを使う時はお母さんに
やってもらった方が良いよ。
〇〇ちゃん(←本人)も、熱いものは
お母さんと一緒にやるよ。」
と、そっと触れながら、
声をかけてくれました。
ふふふ。可愛いな〜。と思いながら、
「ありがとう。そうだよね。
熱いものはお母さんと一緒にやらないと
ダメだね。〇〇ちゃんはいつも、
お母さんのお手伝いをしているの?」
なんて、その後も会話が広がりましたが、
その時に感じた事。
お手当て…『てあて』の真髄はこれだよね。
年齢とかお互いの立場なんて関係なくて、
相手を思いやる気持ち。
そっと手を触れてあげたいと思う気持ち。
相手を思っている気持ちを素直に表現する。
こんなに幼い子でも、
素晴らしいお手当ができる。
私はその瞬間、
「あ〜(やけどなんて)失敗したな〜」と
残念に思っていた気持ちがスッと消え去り、
癒されましたから。
大人になると、つい頭でっかちに考えたり、
アレコレと理由や思いをくっつけて
お手当してしまうことがあります。
もっと純粋に、シンプルに、
「相手を思う気持ち」
改めてそう心にとめることができました。
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