一昨日の読書集中dayの一冊。

『将来の学力は10歳までの読書量で決まる!』

 

 

我が家の娘は、すでに12歳。

私の10歳は遠い昔(笑)

 

じゃあ、これを読んでも遅いのでは??

なんて思うかもしれませんが、私には非常に

興味深い内容でした。

 

何故ならば、私の学生時代の読書量は決して

多くはなく、程々に…くらい。

 

娘が生まれてからは

「読まなきゃ」「読みたい」

と、本屋に行く度に手にするけれど、

そもそも“好き”ではない読書…

 

仕事に関係する専門書は、必要なので当然で

読むのですが、「読書」となると、

家事と仕事の日々の中では優先順位は低くなり、

とにかく後回しにしてきて、早10年以上。

 

年間読書冊数は、仕事の専門書を除くと、

恥ずかしくて言えない程でした。

 

 

一方で娘はどうかと言いますと、小学生の間

毎年、年間100冊超えが当たり前でした。

 

とにかく、読むのが早い。

常に本が手元に欲しい。

いったい、誰の影響??と不思議で仕方が

なかったのです。

 

 

この本も含め、子どもを読書好きにさせる方法

として、良く言われるのが“家庭環境”

 

親が読書好きだと、その姿を見て育つので

子どもも読書することが自然に身に付く。

とか

本でいっぱいの本棚がある環境で育つことで、

好奇心が刺激されて、読書の世界へ入っていく。

などと、書かれています。

 

彼女が物心ついた時の私は、読書しない母の姿を

見せてしまっていたし(トホホ…)。

どうしてこんなに本好きに育ったのか??

 

周りからも、度々

「どうしたら本好きに育ちますか?」

とか

「どうやって本好きに育てたの?」

と聞かれるけれど、私が知りたいわぁ~と

思っていました。

 

 

それが…この本を読んで納得。

自然とこれをしていたのだ!と判りました。

 

私は学生時代、幼児や小学生と関わる

ボランティアをしていて、絵本が好きで

集めていました。

それが沢山自宅にあったこと。

これがスタートだったようです。

 

この本に書かれているコトで、我が家が自然に

していたことは…

 

☆絵本が元々たくさんあった。

☆娘が生まれてからも、良さそうだと思った絵本は常に手にしていた。

☆保育園でたくさん読み聞かせてもらった。

☆寝る前の一冊を欠かさなかった→しかし、私が疲れていてすぐウトウトしてしまう為、娘は絵を眺めてペラペラめくっていた。

☆同じ本を繰り返し「読んで」と言われるのは気にならなかったので、何度も読んであげた。

 

幼児の間は、こんな生活でした。

そうこうする内に、娘は、お気に入りの本は

内容を覚えて自分で音読していました。

 

そして、小学校に上がる頃には

☆本人が希望する本は必ず買ってあげた。

☆1年生の授業で『マジックツリーハウス』の第1巻を使用したのをきっかけに、シリーズ全てを購入して読破。その後は新刊が出る度に続けて読んでいる。

☆祖父母も孫と一緒にお出掛けすると、本屋に寄ってあげて希望の本を買ってあげていた。

☆小学校中学年の時、おじさんからのお年玉が図書カードだったことをきっかけに、自分で選んだ本を自分で買う喜びと共に、次に購入する本を楽しみにすることを覚えた。

☆私が友人に会う時やレストランなどで、静かにしていて欲しい時には、2~3冊の本を買ってから出かけて、それを読ませていた。

 

そうなのです。

我が家はゲームを与えていなかったので、本人が

「本ならば、希望すれば必ず買ってもらえる!」

と刷り込まれていたのですね。

 

刷り込んでいるつもりはありませんでしたが。

 

そして、親が読書する姿を見せていません

でしたが(自慢にならない…)、本だけはそれなりに

本棚に並んでいたのですね。

 

私が学生時代に読んだ本で、気に入ったものを

本棚に置いてあったのですが、

高学年になってからは、それを読むように

なりました。

 

「読書は環境」って、

はぁ~、確かにそうだったのだ!と納得。

 

皆さんも、ぜひ、本人が読みたがる本は

せっせと読ませてあげて下さい!

 

 

こうして読書だけはしてきたわが娘ですが…

この本のタイトルになっている、

10歳までの読書量で決まるという  “学力”

 

今後、どのように学力に繋がるのでしょうか。

それはまだ解りません(笑)

楽しみにしたいと思います。

 

#読書感想 #子ども #絵本 #読書量 #学力 #環境