早帰りだった娘と、最近できて気になっていた
近所のビーガンランチへ。
『ビーガン』と聞くと、
私と娘は1年前のアタフタを思い出して笑って
しまいます。
昨年9月、我が家は学校のシステム利用して
オーストラリアからのホームステイ受け入れを
しました。
娘も7月にホームステイに行っており
学校同士の交換ホームステイのような形です。
この時に受け入れたお子さんが(我が家に来た
理由や細かい説明は次の記事にアップしますが)
宗教上の理由でベジタリアンでした。
“ベジタリアン”
日本だと菜食主義とも表現するので、
動物性のたんぱく質を摂取せずに野菜を食べる。
そんなイメージを持っていました。
ただ、今回は健康志向のベジタリアンではなく
宗教上のベジタリアンと。
これ、健康志向のケースよりも慎重にならねば
なので、受け入れをする前にメールで確認。
すると、“ラクトベジタリアン”だということが
分かりました。乳製品は食すベジタリアン。
確かに、娘がホームステイした際にも、
宅配ピザが出た時、チーズのみのプレーンピザ
を食べていたと。
そして、受け入れ期間中、あれやこれやと
気をつけながら食事を用意した数日間。
本人も必ず「No meat?」「No fish?」と
気にして確認してくるので、大丈夫よ〜と
中身を説明しながら出していました。
…が、ベジタリアンてね、
最初の方にも書きましたが、その呼び名から
野菜を食べて生活しているイメージを
持っていた訳です。
いえ、でも、確かに…考えてみれば、
保育園で宗教食を出していてもその傾向には
あったのですが…。
野菜をあまり食べないのですよ。これが。
No meat
No fish
で
No vegetable
ナニでその体出来てるの??
結構、しっかりした体つきなんですもの。
そういえば、7月にホームステイから帰ってきた
娘のお土産話で「スゴイ食生活だったよ」と
聞いていたわ。と思い出した私。
まさにそれが目の前で…。
朝はパンがあれば充分。
チーズトーストは嬉しそうに食べる。
お昼はチーズを挟んだサンドイッチ。
野菜を挟むと食べてこない。
果物にもあまり手をつけていない。
スナックは食べてくる。
夜は白いご飯は全部食べる。
あまりにそれだけでは…と思い、夕飯に
スパゲティならどう?
娘が、あちらのお母さんが作ってくれた
ひよこ豆のカレー煮が美味しかったと言って
いたので、ひよこ豆を入れたトマトソースの
スパゲティを作ったところ…
盛り付けの段階で娘が
「豆は食べないではじくと思う」と。
え??そうなの???じゃあ、豆は少なめに。
そうして盛り付けて出したところ、娘大当たり。
豆とトマトソースを残して、麺だけ完食。
それなら、え〜い、もう手作りとかこだわらずに
下調べしてあった、チーズオンリーの宅配ピザは
どうだ!!
嬉しそうに、Mサイズをほぼ1人で食べきって
いました。
やっぱり、パンとチーズで成立なのね。
そんな数日を過ごし、週末お出かけすることに。
外食となるとだしや調味料含めての原材料の
確認が難しいので、どこで食べようか考えた私。
調べてみると、近くにビーガンカフェがある!
よし、そこへ行こう。それが一番安全よね。
お昼になって
「近くにビーガンカフェがあるからそこで
どう?」
と聞いた私に即答で
「No」
な、なに?? なんで??
「私はビーガンじゃないから。」
いや、いや、それは知ってるけど。
「でも、普通のお店は材料が心配だから。
ビーガンだと安心でしょ?」
と説明すると
「ビーガンはチーズが出ないからイヤ」
どひゃーん。そんな音が脳内で聞こえた私。
ここは、チーズよりも安心じゃないのぉ〜?
「私はビーガンじゃない」のこだわりにより、
ビーガンランチはなくなり、更なる代替え案でも
まさかの展開がありつつ…
結局、彼女はチョコレート菓子を嬉しそうに
食べてお昼が済んだのでした。
そんなアタフタした場面を思い出す『ビーガン』
楽しかった1年前の出来事を思い出しながら、
美味しいビーガンランチをいただいたのでした。
また食べに行きたい、美味しいランチでした。
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