昼食前
小腹が空いたと言ってバナナを食べていた娘。
食べながら身長の話。
毎月、身体測定が終わった直後や
そろそろ実施されるかな?という頃、
彼女はこの話が多い。
「○○ちゃんは△㎝伸びてたんだって~。
スゴイよね!」
「○○ちゃんは、先月と今月で1㎜も
伸びていなかったって。」
「○○君はなかなか背が伸びないから
〇〇ビック飲んでるらしい」
などなど。
当然、ひとの事だけではなく、自分のことも。
「私は今月は全然伸びてなかった。
このまま止まっちゃうのかな?」
とか
「今月は△㎜伸びてた!」
などなど、毎月、一喜一憂。
今日は
「○○ちゃんと私はほんんど身長変わらないのに、
○○ちゃんの方が大きく感じるのはなんでだろ~」
と。
話を聞きながら、バナナを食べる姿を見て、
娘がとある動物に見えた私。
「あのね、毎月のように言ってることだけど、
その姿勢をどうにかしないと。
そんな○○みたいに背骨まげて、
顎突き出した姿勢ばかりしていたら、
伸びるべき背骨も伸びきれないんじゃないかしら?」
その言葉に、ウルサイナ~って顔をする娘。
ふと目をやると、
立派なバナナがもう一本残っている。
・・・なんか、似てない?今の娘の背骨の形に。
「同じ身長でも、立った時の姿勢で違いは
大きく出るのよ。これイメージ。見てごらん。」
包丁でバナナを切って見せてみる。
「おぉ~!!!ホントだ!
これすごく解りやすいよママ!!
こんなに差が出てる!!」
煩そうにしていた表情が一気に笑顔に。
胸骨、肋骨を広げるイメージや
背骨を正しく伸ばすイメージ、
子どもには伝わりづらかったのだけれど、
今日はうまくいったみたい。
スーッと娘の姿勢が正しく伸びたのを見て、
ヨシッ!とガッツポーズ。
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